雑記などのコラムです。
8月雑記(アツテコ25周年記念イベント アツテコ横断ウルトラナントカ 開催!)
そんなわけで、25周年なわけですよ。

今回は

『運動会っぽい鉢巻を巻いて、運動会っぽい競技もやる、テコンドー的で、
でもテコンドーとも関係ないことで遊ぶ大会』

といった内容の記念イベントとなりました。意味わかんないですね(笑)。

今回の大会名『アツテコ横断ウルトラナントカ』というのはもともと、
アツテコの25年を端から振り返ってみよう!って発想から生まれたイベント名でした。
もちろんそのような内容のイベントになる予定もありました。

でも、思えば、25周年分を振り返っても、分かるヤツが一人もいない
ことに気がついたんです。(かろうじて山本初段?)
パロティって、元ネタがわかるから面白い・・・ってのと一緒で、分からないことを
「知ってるよね!?」ってやっても面白くない。

そこで思った。厚木道場にとっては、25周年が大事なんじゃない。
彼ら道場生がそれぞれに在籍している間の、アツテコの歴史こそが、大事なのだと。
それが翻って、厚木道場にとって何よりも大切なことであり、
それこそが、"今の"厚木道場を支えている原動力なのだと、思ったんです。

道場生それぞれの歴史が厚木道場を支え、バケツリレーで、この25年という時間を作り上げてきた。
そうであるなら、25周年がすごいんじゃない。一年でも二年でも、そのバケツリレーに参加してきた
それぞれの道場生の歴史・・・彼らの一周年、二周年が、すごい。
25周年というのは、それを足した結果であり、田川一人では成立しえないことだったのです。
それがすごい。だから冒頭の、『今イベント参加の皆様へ』のような挨拶となるわけです。

もちろん、それを今まで在籍して今では連絡も取れなくなったお歴々にも言うべきなのだと思うのですが、
その声が届くことはない。なぜなら俺はピーターパンのようなものだから・・・てのが、今月の話です。
誰に話しかけてるのかは分からない。読んでもよく分からない話かもしれませんが、
そんな心境を、25周年の場を借りて記録しておこうかなと思います。


『厚木道場って、まるでネバーランドみたいなもんなんだな』
って、田川の脳みそは最近よく言ってます。
ネバーランドっていうのは、ピーターパンの住んでる世界のことですね。
大人にならずに生きられる夢の国です。(じゃあフック船長はなんなんだ)

ピーターパンはネバーランドが大好き。ネバーランドにくる子供たちが大好きで、
彼らとずっと永遠に遊び続けられることを夢見ています。
それはなぜかって、ピーターパンが彼らに何かをしてあげることができるのは、ネバーランドの中だけだから。
楽しいこともつらいことも、夢も目標も、ネバーランドでのみ、生み出すことができるのが、ピーターパン。

冒頭のように、私は道場に携わってくれた人たちに本当に感謝をしています。
だから、その人たちの幸せを本当に祈っているし、幸せになってくれればいいと思う。思うんですよ。
だけど、私の手が届く範囲というのはネバーランド(道場)の中しかない。
その範囲は非常に限られており、この道場に触れてもらえなければ、私の思いが届くことはない。
すると、ピーターパンが、ネバーランドが、すっごいちっぽけだなと思うわけです。

そのちっぽけな世界を超えて、人を幸せにすることなんてできないんだなぁと思うし、
やがて大人になっていく子供たちには、もう声は届かないんだなぁと思うし、
それでもピーターパンは、永遠にネバーランドで生きるんだなぁと思うと、
その夢の国の妖精の哀愁といいましょうか。それが胸にしみる今日この頃なわけです。
意味わかんないですね(大笑)。まぁ言わせとけよ(笑)。

今ある状況を永遠だと思えなくなったことが、あるいは25年という年輪が培ったものかもしれないし、
それこそが田川と厚木道場の25周年の意味なのかもしれません。
でも、そのピーターパンがピーターパンでなくなったら、もはや厚木道場もネバーランドではないのだなと思えば、
私はずっとピーターパンじゃなきゃダメだなとも思う。
もっとずっと、みんなと遊んでいたいから、楽しさもつらさも夢も目標も、
この場所でヘラヘラしながらずっと振りまいていたいなと思っています。
まぁ、夢というほどのものはあげられないんですが(苦笑)。

・・・という記録をここに残し、5年後10年後また、それを自分自身が読んで、
厚木道場の軌跡を確認します。5周年の記事は存在しませんが、10周年、15周年、20周年と、
このホームページのおかげで、それぞれの頃の心境が確認できるんですよ。
変わったこと。変わってないこと。済んだこと、済んでないこと・・・
・・・そしてまた、30年、40年続いた時に、私はいったいここになにを記録するんでしょうか。

『いやだぁぁ〜〜〜もう〜〜死にたくねぇぇ〜〜〜』

とかなら笑いましょう(笑)。

ともあれ・・・です。

25周年を、ありがとう。

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