雑記などのコラムです。
柔軟の研究その8
いやぁ、すっかり久しぶりとなってしまいました。
パソコンに向かう全時間をDVD作りに傾けていたので、こちらがお留守になってしまってましたね。24時間というものは意外に短いものです。

その間も柔軟はもちろん欠かしてませんので報告しますと、14,8cmです。
来週で100日なので、ほぼ決定でしょう。人間はバカみたいにがんばると
100日で6cmくらい柔軟性を高めることができるようです。

やはり思えることは、長くゆっくり伸ばし続けること。リラックスをすること。
それを翻して、ほかのことをやりながらできる柔軟・・・を、していくのがよいんじゃないかというのが私の結論です。
本を読みながら、テレビを見ながら、パソコンしながら・・・工夫次第で身体を伸ばすことは可能です。
常に柔軟のことを考えつつ、自分を軟体化できるよう、がんばってください。

というわけで、久しぶりに更新した割りに、今回で最終回となりそうです。
最終回として、テコンドーで必要な柔軟のなかで外してはいけないところで腸腰筋の話をします。
腸腰筋と書けばどの辺にある筋肉かはほぼ想像がつくとは思いますが、
背骨や骨盤と足の付け根を結ぶ筋肉の総称で、体の内側にあるためにマイナーとはいえ、
ヒザを上げたり、骨盤を支えるのに必要で、ここがやわいと腰痛にもなりやすいという、
テコンドー家には造詣の深い筋肉です。
(特に新しくテコンドーをはじめた人はここが発達してないがゆえに腰を痛めることがあったりします)

ここの筋力ももちろんですが、柔軟性を高めることが、足を高く上げる上で必要です。
その柔軟はずばり、前後開脚なんですが、前後開脚はある程度この開脚に関わる筋肉が柔らかくないと、
あまり柔軟の効果が得られない柔軟なので、固い人はそれ以前に、
「前後開脚の後ろだけ」などをして、しっかりと体勢を安定させられるようにしなければなりません。
「前後開脚後ろだけ」はその名の通り、前後開脚の後ろ足のみ伸ばして、前足は曲げておくという柔軟です。
そこで伸びるのが腸腰筋なのですが、体が傾いていたりするとそこを伸ばす力が十分につたわらないので、
柔軟を行うにあたって、上半身をしっかり地面から垂直に立てることと、へそを、伸びている後ろ足と見比べて、まっすぐ正反対を向くように心がけてください。

これは座ってないと出来ないのですが、柔軟というものは筋肉の動きを円滑にするものですので、
いつもその筋肉を伸ばして縮めてと、使ってると伸びやすくなります。
そこで、なんとなく今私自身が心がけているのは、時間と壁があったときに、
後ろ足はアキレス腱を伸ばす要領で伸ばし、前端は壁に押し付けて、
斜めに、「前後開脚後ろだけ」が出来るように心がけています。

工夫次第で、どんな時でも身体を伸ばすことは出来ます。
がんばって、いつか180度伸ばせるように、これからもがんばっていきますので、皆さんもがんばりましょう!
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