雑記などのコラムです。
柔軟の研究その6
さてさて、
16cmです。今週は。

いやぁ、はじめて成長が止まって、ちょっと安心しています(笑)。
ぶっちゃけ、ちょっと本気になったくらいで180度になれるんなら
10年間、私は相当怠けてきたことになります。

ダイエットも、テコンドー的成長も同じなのですが、
やり始めて始めはだれでも自分でも実感できるような成長(減量)ができるんですよ。
そしてその成長(減量)には必ず停滞期が来ます。
このときに人間は諦めたり、分かった気になったり、気持ちが萎えたりします。

しかし、本当はそこからがスタートなんですよ。
なぜ、さっきわざわざダイエットに触れたかって、このことについて説明がしやすいためなのですが、
減量というのは始めてすぐは、今までムダに摂取していたエネルギーなどを抑えますので、
もともとの余剰分が落ちて、減量効果が目に見えるんです。

が、それがなくなれば身体は自然とバランスを保とうという、自動調節機能が働いてきます。
体が、そのダイエットの運動なり、節制なりに慣れていくんです。
すると、自然と減量の効果は鈍くなっていきます。

でも、人間の体のメカニズムというものは意外に数学的で、
こうなるとこうなるというのは、個人差はあれ、結構決まっているようです。
つまり正しい減量を続けていけば、その自動調節機能を超えていくことは可能であるといえます。

テコンドーも同じで、始めは知らないことを知るのですから、成長は目に見えます。
よっぽど特性がないなら別として、誰でも楽しい時期です。
しかしここを越え、ある程度なんでも知ってくると、「覚えること」とは別の、自分の工夫が必要になってきます。
「壁にぶち当たる」ってよく言いますが、みなそれにあたり、「覚えて」きただけでよかった始めの頃に慣れてしまって、その「工夫をする」ということに発想が向かないままに、「やればみんなが行けるライン」で止まってしまいます。
人のことを偉そうにはいえませんが、
テコンドーはこの、「教えられることが有形のものでなくなった時」からが本当のスタートなのです。
(これを武道では一般的に「黒帯を取った時点から」といいますが、成長具合により、一概には言えないと思います)

って、何の話だ?

ああ、柔軟だ。(笑)

すっかり話が脱線してしまいましたが、つまり、柔軟でも同じことが言えるのではないでしょうか。
つまり、伸び悩んでる時こそがんばんなきゃいけないんだって事です。
とりあえずそう思わないとテンション下がりますので、(笑)、そう信じて続けましょう。

柔軟マラソンも、早半分です。

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