雑記などのコラムです。
1月雑記(2024おおおお、、やまっっ!!!)
OOYAMAよ?

主催者(宇井さん)が消えても1月3日になるとなんとなく人が集まってくる。
・・・そんな、大山イベントですが、今年はさ、元日から能登半島で大地震が起きたり、
次の日には飛行機が衝突したり・・・。
オマケに、三日、登山当日も小田急線が故障して大幅に遅れたりと、
各方面で無常な出来事が立て続けに起きています。
つまり、

今年の日本には何かある!!

だからまずは厄を落として"今年を"祈るしかねぇ!

・・・人間なんていうものはちっぽけな存在です。自分自身で何とかできることなど、両腕の届く範囲でしかない。
それより向こうの出来事については、祈るしかないわけです。とりあえず、そんな前フリで。

今年の記録ですが!

まさのぶ   30分23秒
田川     37分02秒
たけひろ   42分35秒
しきちゃん  51分18秒
長澤さん   57分20秒
西澤さん   59分28秒
ひみ     59分51秒
しんのすけ 77分29秒
ひめちゃん 78分00秒
圭さん    78分06秒

いや、大山下社→上社の登山、全国最速記録なんざ知りませんが、清水初段の三十分はすげぇ。
俺なんて後七分を縮める自信なんか微塵もないです。
後はほんと、初挑戦の長澤さんが頑張ってくれたり、おなじみの人たちが今年も頑張ってくれたり、
去年リタイヤだったひめちゃんが今年は登りきったりで、山頂で無事全員の厄落としができて良かったです。

一方で、
何せ最少人数(二人)で行ったので写真も残ってないんですが、
今年はお世話になってるゴールドジム厚木が二十周年だそうで、『おめでとうございます』のパフォーマンスを
行ってきました。

そういうパフォーマンスを行ったテナントは極真と厚木道場だけだったんですが、
「正面に、礼!!」から始まった極真の演武がとても真面目だったので
「どもーーテコンドーですーー」な、つかみで始めたウチなんてコメディ枠でしたね(笑)。

周年パフォーマンスは今までいろんな人に声をかけて大人数で行ってたんですが、
「今年は五分でまとめてほしい」とのことで、「もう、それで編成するなら最少人数(二人)でいいだろうと。
ウケるかはまったく自信ありませんでしたが、店長を巻き込んだ展開と、鷲森さんの『おめで板』の反響がよく、
おかげでなかなか盛り上がった五分間となったと思います。

てかゴールドジム(店長)さん、ああいうパーティをやったよーみたいなのは、
ホームページで取り上げたほうがアットホームな感じに見えて効果的だと思うよ?
(資料探しに行ったらねぇでやんの・・・(笑))


で、
「礼に始まり礼に終わる」とよく言われる武道ですが、私はこの"礼"というのが、
ただ会釈をするだけの、形式的なものであっては意味がないと思っています。
じゃあ何で武道は、相手に頭を下げて始め、相手に頭を下げて終わるのか。

これは究極、ですよ?
『自分のために、相手の幸せを祈ること』
なんじゃないか!!?(※個人的な感想です)

そんなエゴイスティックな考え方はどうかと言われてしまいそうですが、究極・・・ですよ?
人間は、自分の幸せを追求するために生きてる
と思うんです。そうじゃありませんか?

その形はさまざまで、いやいや自分のためではなく他人のために死ぬとか思う人も中にはいると思います。
でも、そう思う部分が、ある意味で"自己実現"の発露であり、自分という人間の希望を叶えるために、
人は生きたいと願うものなのだと思うんですよ。

話を戻しますが、じゃあ何で武道は、相手に頭を下げて始め、相手に頭を下げて終わるのか。
ここに、明確な意味がある人は、それを貫けばいいと思いますが、
なんとなく頭を下げてる人は、こう考えることはできませんか?というものを提示します。

格闘技というのは、一人で技能を高めて行ける要素も多いのですが、
それ以上に、実際に相手と対面してこそ気づけることが多い。むしろそれこそが"本質"である分野です。
一人で木を蹴ってるだけでは絶対に感じ取れない要素を、人と対面することにより肌で学び、
肉体的にも精神的にも強くなっていこうというのが武道なわけです。

ということは、"対面する相手"は必須。
そうなると、
同じ志を持って、わざわざ痛いこと怖いことを覚悟する目の前の相手がいること、いてくれること。
・・・これって、ありがたいことだと思いませんか。
いわば「あなたのおかげで私は強くなれる」なわけです。

そういうことに気づけた時、おのずと、沸き起こる感情が、「ありがとうございます」という礼となり現れたら、
少なくとも「礼で始まり礼で終わる」ことの意味が生まれます。
それは、もっと飛躍すれば、「あなたが今日健康で、道場に来てくれたから、私は強くなれる」ということにもなる。
それを究極まで要約すれば、
『自分のために、相手の幸せを祈る』
ってことになります。なると思うんですよ僕は!!!(笑)

「あなたが健康でいてくれれば、私は強くなれます」
・・・究極、周囲が幸せでいてくれることが、自分自身の幸せにも繋がるのではないか・・・というのが、
私が武道で得た、実生活でも役立つ真理の一つだと思っています。

だからね?
大山でも祈るんです。
『厚木道場の皆さんが今年一年、幸せに過ごせますように』

稽古場に使わせてもらってるゴールドジムでも祝うんです。
『ゴールドジムが、益々発展して、盛り上がりますように』

それが翻って、厚木道場を守ることに繋がり、厚木道場が守られ盛り上がっていければ
皆がさらに満足できる環境ができ、皆が笑えば、そりゃ、私も楽しいわけですよ。
それが、私の自己実現の一つだし、そんな環境に身をおいていられる自分が幸せだと思うんです。

そのために、どの場面でも礼を尽くす。礼を尽くすということはつまり、他人の幸せに、尽力するんです。

武道の礼の考え方に(飛躍してるかもしれませんが)即してると思いませんか?
実際、その可否や評価はどうでもいいんです。そうやって武道が自分の人生に役立つ要素となるのなら、
それが『俺の武道』といえるものになるのですから。

世の中って、最近自分のことばっかりになってる気もするんですよ。
即物的に、自分が得することを第一義に考えてしまう、余裕のない世の中になってる気がする。偏見ですか?
でも、あえて言う。

『自分の幸せを考えたいなら、
   まず他人の幸せを祈れ!!』


本年が、アツテコの皆さんにとって、いい年でありますように・・・。
上の理屈で言ったら日本全体、世界全体を祈るべきかもしれませんが、
とりあえず、両腕の届く範囲から・・・ですよね。

TOP
HOME
ATUGI... TAE... KEIKO COL... ACC... BBS MAIL LINK