雑記などのコラムです。
3月雑記(雑談、飽きて本物)
さて。
懸念されるべきは、コロナの行方もそうですが、私にとってはもう一つあります。
その名(?)も、

ここのネタが持つかどうか!

・・・ホントにね、コロナ前はイベント満載でしたので、私が文章を考える頻度もそんなに多くはなかったんですが、
今なんて毎月です。
そんな些細なことで悩む私に同情が集まることはないでしょうが、
とにかく何を書いたらいいのか迷ってきた今日この頃です。
やめりゃいいんですけど、ホームページデザイナー辻君との約束ですし、ね。(笑)
まぁ、やれるところまでは頑張りましょう。

さて、そんな感じで、このページを更新始めたのは2002年ですから、かれこれ19年が経ちます。
アツテコが始まったのが1998年8月なので22年と半年。
私がテコンドーを始めたのがその2年半前なので、4月で25年目に入るのか……?

四半世紀です。四半世紀蹴りを蹴って生活しています。
仕事だから当たり前なのか、すごいことなのかは分からない。
しかし、とりあえずそれだけ蹴っていることは間違いないです。
私の蹴りがどうなのか。うまいと評価してくれるのか、全然だめなのか
・・・それは人によって評価の分かれるところかもしれませんが、
うまいと思ってもらえるなら、答えは一つです。

当たり前だ。25年も蹴ってればな!

と言わざるを得ない(笑)。

素質?意識の高さ?
・・・いや、単なる数です。25年間、私のペースで蹴ってくれりゃ、そりゃ誰だってできるようになると思います。
週一ペースでちょちょっと蹴ってる程度じゃないですからね。
・・・さぼることはさぼってるし、昔ほとんどできてた大技も今じゃ面倒で
練習してないからできなくなっているとは思います。
しかし、テコンドーの試合に用いる技は、今も相応に蹴り続けています。
そりゃ、どんな下手だってうまくなろうもんです。
飽きない?・・・と訊かれれば、

飽きてるに決まってんだろ。25年も蹴ってればな!

と言わざるを得ない(笑)。
もはやどの蹴りをうったってワクワクなんて一つもありません。
だけど、同時に言えることは、それくらい自分のものになっているということでもあると思うんです。
飽きるほどやってようやく、意識もせずに蹴られるようになるわけであって、
まぁオーバーな主観を言わせてもらえば、

蹴って楽しい間は素人だ!!

と言えるんじゃないかと。
いやもちろん、個人差はあると思います。
鶴は千年、亀は万年、蹴りは百万光年(?)というくらい、楽しくて仕方ない人もいるかもしれない。
しかしそういう変人は置いておいて、ノーマル(笑)な私から言わせてもらえばそうです。
逆に言えば、

蹴っても楽しくなくなってからが本物なのだ!

とも言えるわけです。
もっと言えば、

楽しい間だけ楽しんで、楽しくなくなったら
辞めてしまうような分野は、趣味の域を出ない。
そのものの本質を捉えることはできない。

ということが言えるんじゃないでしょうか。

例えば武道(武の道とは何か)みたいなテツガクを持って、
自分の強さや根幹に自信を持ちたいような人は、飽きてからが勝負・・・と言えるのかもしれません。
飽きた飽きたと思いながらうち続けたって、やった分はちゃんと残るものです。
うまく、なるものなのです。

もちろん、そこまで突き詰めなければいけない理由などは存在しないし、
突き詰めた者が偉いというわけではない。そこは本当に勘違いしてはいけないと思う。
ただ、薄く広く、楽しいことを楽しい間だけ数多くやっていく、というのも人生だとは思いますが、
狭く深く、一つのことをとことん追求していくのもまた、生き方の一つだと思うんですよ。

そうしなさい、というお説教ではなく、そういう生き方もありじゃね?っていう、一武道家のテツガクでした。

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