何かものをなす時、プラス思考でいることはとても重要なことです。
私は人間は精神の生き物だと思っています。
良い例かは分かりませんが、腹いっぱいでも自分の好物（デザート）は食べる気になります。
逆に腹が減っていても、道に生えてる草は、なかなか食べる気にはならないでしょう。
病気でも精神的にまだ余裕があれば、無理をおすことができますが、
健康でも精神的にまいってると何もできないですよね。
このようになにを行うでも、精神の影響がすべてに関わってきます。
ならばこの精神が、なにかを行う際にネガティブだったらどうでしょう。
テコンドー道場なので柔軟を取り上げますが、柔軟をするにあたって、
「これ以上は絶対無理」と思うとします。
これが精神的作用として、そう考えたら、
当然、それ以上頭を地面に近づけようとは肉体がしません。
それはそうですよね。そこで限界だと思ったんですから。
「それが駄目だ。もっと行ける、もっと行けると思え！！」
概要はそうなのですが、とはいえ、柔軟で限界を感じている人には
特にそうは考えられないでしょう。当然なんです。自分を越えようとしてるんですから。
難しい。分かってる。でも、「行ける」と思い込もうとすることが大切なんです。
強がりで構いません。とにかく、気持ちにそういう習慣をつけてください。
自分に挑戦していくと、その難易度は、比例では上がっていきません。
どんどん難しくなります。飛び箱の５段目が６段目になるのと、
１０段目が１１段目になるのはそこを越えることの難しさは
段違いなのは論ずることもないでしょう。
この中でも、やはり根底を支えるのは「１１段でも飛んでみよう！」という気持ちです。
難しい、無理なのはわかります。でも思わなければ、絶対先に進めません。
柔軟に関してだけではありませんよ。
蹴りの技術についても、マッソギについても、ほか、実生活についても、
「これくらいでいっかぁ」…って考えてることはありませんか？
根拠もないプライドは弊害になりますが、今を限界と思わず、
さらに上を目指せるよう、何事も一生懸命頑張ることが、自分自身にも有益なことだと思います。
それを為し得るためのプラス思考。是非、習慣づけてみてください。
