雑記などのコラムです。
厚木テコンドー道場。初の昇段者
去る12月4日に行われた昇段審査を経て、厚木道場は初の昇段者を輩出しました。
(正確には一人、私自身が黒帯を出した道場生がいるのですが、現行の昇級昇段制度になってからは初めてです)
道場開設以来18年と4ヶ月で初の黒帯・・・これが異様であることは武道関係者なら分かると思います。
15年間協会を離れて漂流し、始めは『自分は帯を出す身分にない』と、希望者の要望を突っぱねて、
やがて『田川に帯を出す資格があるかではなく、修練している人が帯を巻く資格があるかだ』ということに気づき、
『ノンブランドな分、本当に価値のある帯を・・・』というテーマの下、基準の生まれた厚木道場帯。

普通、昇級制度というものは、頑張ってきた成果を自信とやる気につなげてもらうために、
基準はあれどそこまで厳しいものではありません。
頑張り続けているのに黒帯さえ取れない・・・なんて武道はひとつもないと思います。

でも、厚木道場は『一生取れない人には取れないかもしれない。だからこそ、昇級を行えた人は
間違いなくその実力がある。それがきっと誇りになる』というコンセプトで帯級を輩出しています。
関係者から、『厚木道場生はなかなか昇級をしない』とご指摘を受けますが、
そこをゆるくしてしまっては、なんのバックボーンもない私が認めた帯などに価値はないのです。

逆に言えば、今回昇段してくれた方は、その厳しい厚木基準をクリアした黒帯だということです。
彼はそのことに誇りを持ってくれるでしょうか。
その達成感はホンモノであってもらえるでしょうか。
それは本人次第だとは思いますが、いずれにせよ他人が認めるのではなく、
自分自身が納得できる帯であってほしい・・・。
そういう気持ちがあって初めて、国際的には誰に認められているわけでもない厚木道場帯に、
価値が生まれるのだと思います。

なににせよ、19年目にして初の黒帯昇段者です。
準備する方も手探りで、昇段証の文章も、IDカードのデザインも、すべて一から構築しました。
テコンドーのテの時の漢字が常用漢字にないので作ってみたり、
しまいにゃ『厚木テコンドー道場の印』を画像ソフトで作ったよ?(大笑)
・・・現在、昇段証にしか見られない、激レア印鑑です。
黒帯に、『厚木テコンドー道場』の刺繍も入れました。
昇段証はA3で額縁に入ってます。

昇級証と比べてもだいぶゴージャスだ!!(笑)


さぁ、この厚木道場黒帯。
・・・これから先、何名が取得するでしょうね。
帯などなくてもテコンドーはできます。しかし、うちで黒帯が取れたら"実力的には"世界どこにいっても
「テコンドーの黒帯レベル」として通用します。それは間違いない。
帯の取得基準が違うので、他の協会ですぐに黒帯が取れるわけじゃありません)
ということは、ある意味、厚木にいながら世界基準で昇段にチャレンジできるってことです。
(とはいえ、テコンドーの習得を目指す者にとって、そこまで大それた基準ではない)
相手にとって不足はないと思いませんか?

そんな厚木テコンドー黒帯。
皆さんも是非、『難易度最難のノンブランド黒帯』を、一度は目指して頂けたら幸いです。
ラミネート加工IDカード
裏も白紙じゃないです
内容は・・・取得ってからどうぞ(笑)
まだ世界に一つだけの厚木道場刺繍帯 段位認定証は額付き
本文の起草者は田川です。
*そのうち、厚木道場黒帯はページ上でリスト化します。

厚木道場黒帯の基準はいわゆる初段レベルではなく、テコンドーを指導しても耐えうる水準に達していることを道場長・田川本人が認めたものです。
何らかの理由で照合が必要な場合は、リスト化されたページを御覧ください。
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