雑記などのコラムです。
12月雑記(TEAM ATSUGI TAEKWONDO CUP 2016 開催!)
いや、今回あまりに雑多で、年末にページを更新するのを
忘れてました。明けましておめでとうございます。
2日に気付いたんですが、「ここまで遅れたら一緒だ!」ってことで、
先にDVD製作に集中したために、今日は7日です。
明けましておめでとうございます。

さてさて、あまりに雑多でいろいろ面倒もあった今年の11回大会だったので、「ひょっと怪我人が出たりするんじゃないだろうか・・・」と心配になったんですが、それも杞憂に終わり、皆さんそれぞれに見ごたえのある試合を見せてくれました。試合によっては普通に全日本レベルです。(断言)

今回は格闘ゲームっぽいイメージで冊子やDVDは編成されています。
ま、やることはかわらないので、まったく映えてはいないのですが、その辺は気分ですよ。
だれかがどこかの要素でクスリと笑えればいいのです。
しかし便利な世の中です。右はDVDのレーベルなんですが、背景はフリーの素材を組み合わせただけだし、文字はフォトショップのフォントです。デザインセンスなんてありゃしなくてもなんだか本格的っぽいデザインが作れてしまう。
プリンタが壊れたので、新しいのを用意して印刷してみたらそのキレイさにまた驚きまして・・・。
日本で生きてることの水準の高さ?をアツテコカップのたびに実感するんですよ。スゴイネ日本の技術者たち。
フリーの素材だって一昔前なら普通に有料レベルのハイクオリティだよ?
わたしもテコンドーのプロの指導者である以上、信頼感を得られる実力を保ち、
さらに手に入れなければならないなと思いますねー。


さて、今回のテーマは「RE-START」です。再始動。
表面的な意味はアツテコカップが10年という節目を迎え、さぁもう一回り!!
ってことなんですが、実はいくつも意味を込めてます。
私の、テコンドー界に込める思いも含まれていますが、
中には皆さんにとって、とってもお節介な意味も含まれます。
その話をしましょう。

人間っていうのはあまり強くないですよね。
特に、自分のためにはあんまり頑張れないのが人間だと思います。
いつも言いますが、何をやるでも楽しいこと一割、タイヘンなこと九割です。
基本的には精神は圧迫される一方なんですね。そうじゃない全然楽な世界ってあるのか?

圧迫されていく精神の中、
自分ひとりになるとどんどんめげる一方です。
それでよくないのって、いやなことがあると腹を立てたり落ち込んだりしますが、
オトナってヤツはそういうことがあればあるほど、それに耐えるように
だんだん無感動になっていく気がするんですよ。
無感動が積もり積もって、人はバイタリティを失っていく。
だんだんめんどくさくなって、やらないほうへ、やらないほうへ、どんぶらこどんぶらこ・・・。
内に内に気持ちが向かっていった人で、「あいつ、いい精神状態だな」ってヤツをトンと見かけません。

で、内に向かって無感動になっていく気持ちに、外の刺激っていうのはよい薬です。
もちろんもちろん、どんなことでもいいんでしょうが、
ドギツい気付け薬として、アツテコカップは一つ、すっごい強い薬の一つだと思うんですよ。

ここらで一丁強い薬を入れて気持ちを一新! ニュートラルに戻して再出発!!
そんな場所に設定してもらえたらなと思ったのがRE-STARTの意図の一つです。

思うようにいかなかったり、気持ちが弱くなってくると、
練習量が足りないだの、あっちが痛いだの、こっちがどうだの、気持ちがなんだの・・・
いいから試合してけって

遠慮して自分を外にさらけ出す機会すら自分で捨てて、
無感動になって朽ちていくことにどれほどの意味がありますか。

試合後、ダメだと思ってもいいんです。悔しいと思うからこそ、次を考えるんです。
うれしいなら最高じゃないですか。楽しかったのなら、それだけで試合した価値があったんじゃないですか?
・・・無感動になっていく自分自身に抗うことは、わたしは意味があることだと思います。


昔はね、練習もしてない奴が試合やって何の意味があるんだ?って思ってましたけど、
今は、それでなにがしかを感じることができるなら、それはそれで試合することの意味なんじゃないかと、
思うようになっています。

だから、
いいから試合してけって


怪我するって?
大丈夫、相手を選ぶのは私の仕事ですから。
アツテコカップ11年やってますが、大きな怪我なんてひとつもないです。

だから
いいから試合してけって

その場所を、わたしはアツテコカップという形で提供し続けます。

今や尊いですよ?テコンドーに限らず、真剣に殴り合いができる場所なんて・・・。

というわけなので(以下略(笑))

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