雑記などのコラムです。
れっつ柔軟!
みなさん、柔軟やってますか?
柔軟の効用を挙げれば、多彩な蹴りが可能になる事ももちろん、
以前、Yukkeさんが書いてくれたコラム「9年目」で挙げてくれた事もさる事ながら、
 1、怪我をしにくくなる。
 2、筋肉組織の老化を抑えられる。
 3、体内に老廃物質をたまりにくくする(太りにくい体になる)。
 4、子供たちにビックリされる。
つまり、自分の身体を若いまま維持する事につながるのです。
別の意味での体力維持と言えるでしょう。
テコンドー家もそうでない方もこれをやらない手はありませんよね。
「柔らかくなるわけねーさ」といろいろな理由を盾にしてる方!!
柔軟に限らず、「できない」技術は往々にして
「できるようにはならないんじゃないか?」って思うものです。
でも、勝負の勘や駆け引きなどを除いて、テコンドーの個々の技術は素質云々に関係ないと断言します。
ちなみに私が胸がついたのが柔軟を始めて5年後。
ティミョ=トラ=ヨプチャチルギ(通称ペッパル)が
人に見せられる程度(今くらい)になったのがテコンドーを始めて6年と半年後。
……たとえそれが素質としても、自分の素質に気づくまでは各それぞれ相応の歳月が必要です。
65歳から柔軟を始めてべったり胸がつくおばあさんもいます。
身体というものは絶対に柔らかくなるようにできていますので、諦めないようにして下さい。

以下、諸説言われている事を挙げてから、柔軟を説明していきましょう。
 1、柔軟は「スジ」をやわらかくするのではなく、その周辺の筋肉を柔らかくするものです。
 2、どうやらお酢で体が柔らかくなる…というのは迷信のようです。
 3、柔軟で効果を得るために、各それぞれの部位を伸ばしたまま、2〜30秒伸ばしっぱなしが、
    効率的のようです。
 4、豆乳の成分が、柔軟をするに当たって、筋肉の伸長を助けてくれるようです。
以上の知識はテレビの「スパスパ人間学」での受け売りです。
ブラウン管にお礼を言って、参考にして下さい(笑)。

柔軟の方法ですが、いきなり無理な力を加えれば体を痛めるので、
私は硬い体には分割した柔軟がいいと思います。
一般的に道場でやる柔軟は対になる両方の部位(例えば左右の股関節)を対象にしますが、
それを右か左どちらかに分割するわけです。
具体的には、
 1、膝の内側の柔軟であれば、本来なら左右開脚をしますが、
   例えば右足だけ伸ばして左足は曲げた状態で行います。
   その状態で左右開脚と同じ方向へ倒れて下さい。
 2、膝の外側の柔軟であれば、1と同じようにし、
   今度はその伸ばしているほうの足に胸がつくように倒れて下さい。
 3、前後開脚も分割ができます。片方の足はやりやすいように曲げ、
   もう片方の足は膝と足の甲が地面につくようにして伸ばします。
   この時、上体は伸ばしている足が真後ろになるように手で支えつつ、腰をひねって下さい。
 4、股関節は左右開脚を両足の親指側の側面を地面につけた状態で降りてゆけば伸びますが、
   膝を曲げると膝を地面につけるのが容易になります。
   その状態で力を抜いて、ヒジも地面につけてそのままマンガでも読んでて下さい。
   5分くらいたつと、腰の位置が明らかに地面に近くなって(股関節が伸びてる)ます。
また、テコンドーの蹴りを高く蹴るためには以上の柔軟のほかに、
実際壁蹴りをして、上半身を立てたまま、手で足を何とか引き上げてみて下さい。
これがテコンドーの蹴り用の柔軟になると共に、テコンドーの蹴りに必要な「筋力」が身につきます。
それぞれ、息を吐きながら行って下さいね。
問題は強度ですが、これはこれこそ、個人差年齢差が関わります。
おそらく、年齢と共に柔軟が困難に思えてくるのは、
負荷に対する抵抗力が落ちてくるからなんだと思います。
年齢を気にする方は焦らず低負荷でじょじょにじょじょに行うようにして下さい。
若い人は張り切って無茶して下さい。(関節を痛めた事のある人は慎重に)

重要なのはYukkeさん「9年目」の総括と同様「毎日やる事」です。
左記コラムと共に、みなさんの参考になれば、幸いです。
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