夏です!暑いです!!去年より絶対に暑いです!!!
ついでに今年の夏も厚テコは熱いですよーーー!
何せ厚テコの場合は夏になると厚い熱い暑いと三拍子そろいますからね。熱中症必至です(笑)
ともあれ運動会に斉T君の結婚式、盛り上がっていきましょーー!
ほんと、みなさんにはいろんなイベントに参加していただいて感謝!です。
それに関係するのか?、テコンドーにはまったく関係ないですが今回はこんな話。
ネタがないっつーことで、かるーーい気持ちで読んでもらえればと(笑)
わたしの組織の理想系ってしってる人いますか?いないかな。
前にどこかの二次会で一回だけ誰かに話したことがあるだけだったと思います。
わたしの組織の理想系・・・笑うかもしれませんが、湘爆です。
・・・・・・
・・・
・・・・わ、、すげー白い反応・・・
っていうか湘爆を知らない人も多いですよね(苦笑)
湘南爆走族っていうかなり昔の漫画で、ぶっちゃけあんまり面白くないんですが(失礼)、
中学のころに読んでそれから今日にいたるまで絶対に捨てられなかった漫画で、
いろんな意味で人生に大きな影響を与えた漫画だったと思います。
湘爆っていう暴走族のチームがあって、チーム自体は少数なんですが、
一人一人が個性的で、ものすげー強くて、皆が皆を尊重していて、
リーダーも含めてあまり上下関係はなく、なんかあれば自然と集まってくる
・・・そんなメンバーの高校生活が漫画の内容です。(ヤンキー漫画って言うより青春漫画ですねー)
これが、ある時に横浜の族と喧嘩になります。
後に量産されたヤンキー漫画などはこういうのがあっても
大体ドンパチやるだけなんですが、この漫画はその点すごい説教くさい(笑)。
喧嘩を通じて組織論に関する思想のぶつかり合いが描かれています。
(もちろん若いころはそんなこと考えて読んでないですが)
横浜側のトップは、「組織を引っ張るために必要なものは何十何百の人間を
同じ色に染める力であり、強引にでも同じほうを向かせないと
組織はまとまっていけない」といい、「同じ色に染めるために」みなの頭を小突いて
ひとつの目標を設定(強要)しています。(関東の族を全部つぶす、みたいな)
そして湘爆のメンバー(つまり喧嘩の相手)にも、「お前ら命令されてついてきたんだろ?」というと、
湘爆側のメンバーは「みんなお前らに腹が立ったから来た。
それにリーダーはリーダーでもあるけど俺らのダチだ。ついてくるのあたりまえ」
・・・と返すシーンがあるんです。
ほんと、これ、いいナァ・・・と。
おそらく、これが湘爆の別のメンバーがこうなっても、こいつら全員ついていくんでしょうね。
ここに組織論の思想の正反対ぶりが描かれてるわけですが、湘爆側のこんなのが、わたしの思う、組織の理想です(大笑)
逆に言えば、ついていかなきゃだめなんだろうなーと思わせて何かを行う組織には
絶対したくないと願って、わたしはそれを基にこの厚木道場というものを考えています。
(だからうち5年たって白帯でも何も言いませんし、辞めたい時は基本引き止めません。
(15年間で3人くらい引き止めた気もしますが・・・))
命令や強制は絶対にしたくないし、おそらく、他の道場では絶対に許されないことが
アツテコではかなり平気にまかり通っていることなども、
わたしのこの辺の考えに基づいていると思います。
それでも単なる仲良しクラブというわけではなく、
これでケジメをつけた組織作りをするにはみなの意識と、
わたしのバランス取りが必要で、それが私の仕事なんでしょうね。
ともあれ誰のことでも盛り上がれて、どんなことでも楽しい場所で・・・
それでいてみんな強いっていう場所・・・理想ですかねー。
(もちろん私自身ももっともっと強く・・・です)
で、一応補足しておきますが、さっきの横浜側のトップの考えも、決して間違えではないと思います。
はっきり言って、横浜側のトップの考え方のほうが、人は強くなる。(と、思う)
人間って言うのはやらされないとなかなかやらない動物ですから、
うちみたいなやり方だと人によっては能力は最後まで引き出されないままになることもありまして・・・。
本当にやる気に「させる」意味ではうちの組織論はそれに向きません。
でも、それより一番大切なことは何だろうって考えた時に、
わたしは湘爆の組織論が思い浮かぶわけです。
そして、道場という場所がそういう理想を追うことのできる悠長な場所であるからこそ、
わたしはそれを追っているし、この集まりが大好きです。
ってな感じで今年も熱い厚木道場の暑中見舞いを申しあげまっす!
またみんなで遊びましょーー!!
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