テコンドーと、テコンドーの技の紹介です。
ヨプチャチルギ(横蹴り)
横蹴り。
テコンドーにおいて、高い威力を誇り、少ないモーションで出すことができ、
かつ隙が少ないヨプチャチルギは極めれば非常に有効です。
その高性能ぶりは、おそらくトルリョチャギ(回し蹴り)の比ではありませんので、ぜひ、覚えて下さい。
トルリョチャギよりも姿勢の変化に敏感で、形が変われば威力が損なわれますので、注意して行って下さい。

以下、左足を前足とした時の左足での蹴り方です。

1、左足の膝を蹴りたい方向に対して斜め45度あげます(時計で言えば2時くらい)。
  この膝は高く上げる癖をつけてください。あと、トルリョチャギと違い、
  ヨプチャチルギはこの時に軸足をほどんど回してしまいます。
  (この場合はアプクンチを軸に時計まわりで、10〜11時くらいまでと考えて下さい)

2、あげてある膝を真っ直ぐ突き出すイメージでヒットポイントであるカカトを突き出して下さい。
  せっかくあげた膝を真下に倒してからカカトを突き出すと時間もかかりますし、
  威力もそがれてしまいます。

3、突き出した時のポイントです。
   A:蹴り足のカカトと腰と肩と目線が一直線になること。
   B:軸足が完全に相手に向くこと。
   C:蹴り足の爪先より、カカトが上にあること。(カカトを頂点として爪先に向かって下り坂を作る)
   D:上半身が倒れすぎないこと。

4、蹴った後に、先ほど45度あげた形に確実に戻して下さい。
  ヨプチャチルギの弱点は蹴った直後にあるので、ここをしっかり抑えないと反撃されます。
  逆にここを抑えれば、連続して攻撃することも可能になりますので、
  この点は重要です。蹴り自体よりも確実に覚えてください。

蹴る姿勢が良ければ結構適当に蹴っても威力が伝わるのが、ヨプチャチルギです。
目標を決めて(例えばミットの真ん中に○印を書くとか、木に×印をつけるとか)
正確に蹴りたい場所に蹴れるように、練習して下さい。
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