雑記などのコラムです。
5月雑記
まず今月は何より始めに、伊藤君のご冥福をお祈りいたします。

彼のお母さんはその後、心労がたたって入院してしまわれたようで、
結局ご霊前に参ってくれると申し出てくれた道場生の方とは彼の家に行くことはできなかったのですが、
何とこのお母さん、退院したら厚木道場に通ってテコンドーをするとおっしゃってます。
伊藤君の練習を見ていた私にしてみれば、なんだか不思議な「ご縁」です。

本当に「ご縁」というものは不思議なもので、まぁ道場的な視点で言えば、
長く一緒に練習できることが「ご縁」なのでしょうが、これが本当に予測がつきません。

伊藤君の例ももちろんですが、
「彼は頑張るだろう」と思っていた人が急な転勤で続けられなくなったり、
ぷっつりと来れなくなって、「もう続けるのは無理かな」と思えば、
3ヶ月ぶりでも5ヶ月ぶりでも来れる時は必ず来てくれたり、
ものすごい情熱で強くなることを語ってくれた人が半年もせずにころっといなくなったり、
「気がつけばずっと一緒じゃないっスか!」という、山本初段のような腐れ縁(笑)もあり、
本当にご縁というものは分からないものです。
(そういえば、厚木道場アメリカ支部を名乗るといってそのまま消息を絶った方もいらっしゃいましたね(笑))
多分辞めた人も始めた時は3日でやめようとは思わないでしょうから、本人にも予測は不可能なのでしょう。

そんなこんなで「ご縁」があって、厚木道場も続いています。
ITFから脱退したJTAから脱退する時、「うちに残るか田川と心中するか」といわれるほどの無茶をして、
今まだ存続しているということ自体、私にまだ、テコンドーへの「ご縁」があるのでしょう。

でも、「ご縁」は先ほど述べた通り、実に気まぐれです。

それは皆さんにも言えることであり、どちらが先か、理由は何かは別にして、
「テコンドーができる環境」は誰にとっても永遠ではありません。

だから、テコンドーを続けられるうちは、道場に来ることができる日、1日1日を無駄にしないで
「本気で遊びに」来て下さい。(しっくり来ない方は「本気で練習にのぞんでください」…でもいいです)

私は皆さんとの「ご縁」が長く続くことを祈っております。

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