雑記などのコラムです。
2月雑記
今日の新聞で、
「厚生労働省は26日までに、健康維持に必要な運動量などを示した「運動指針」を全面的に見直すことを決めた」

っていう記事がありました。日経の2月27日朝刊です。

それによれば、国の数値目標とは逆に、国民の健康状態や運動不足は悪化しつつある。
それにともない肥満も増加傾向にあり、生活習慣病も増加している。
それに必要なのが運動なのだが、実際今の日本人の生活習慣にその数値目標が合わないから、
現代人ができる範囲での運動を設定し直すので、健康作りの参考にしてもらいたい。
…概略こんな内容です。

でもチョットマテ。

それは、体力が落ちてだれもできなくなったからなくした、
小学校体力テストの懸垂のようなもので、根本の解決には繋がりません。
やはり人間も動物なのですから、体はしっかりと動かさないと
…それは大人子供に限らずです。

ついでなので、今まで仕入れた運動不足に関するウンチクを並べておきますと…。

これも新聞からなんですが、今の10代の平均身長がピークから
落ち込んでいるそうです。しかも足が短く…。
これは幼少期の運動不足が原因で、
足腰の筋肉が十分発達せずに、上半身の重さを支えきれないために
下半身の伸びに影響が出るためとかで、
いま、オリンピックなどで活躍する10代が増える一方で、その二極化がこれから顕著になっていくらしいです。

運動不足は筋力の低下を意味しますが、それによる基礎代謝(何もしなくても一日に消費されるカロリー量)
の低下により、肥満が慢性化します。
よく言われる生活習慣病の可能性はもちろん、高体重による負荷は、
確実に腰、膝の関節に打撃を与えます。すると運動がおっくうになる、
さらに肥満になる…の悪循環で、
皆さんご存知と思われますが、生活習慣病は、いま低年齢化が進んでいます。

運動をしないと、身体の筋が固くなっていくのは論を待ちませんが、
それにより脳の司令がその硬い部位の筋繊維に届きづらくなり、100%の力が出せないそうです。
歳が進めばそれが顕著になり、膝が上がらないなどの障害から転倒などをし怪我をする。
しばらく動けないから更に筋は固まっていき、最後には寝たきりということに…。
さらに、各関節の筋も伸縮性が低下するわけで、
40代を越えた辺りから、アキレス腱などの断裂が心配になってきます。

数え挙げればキリはありませんが、
とりあえず、子供に、大人に、老人に与える悪影響を一つづつ列挙してみました。

とにかく、子供大人老人に至るまで、運動は、自分と言うものを
健康に維持するためには不可欠な要素と言えます。
運動のしすぎも体に良くないといわれますが、しなさすぎがいいはずがありません。

まぁぶっちゃけ、「わかっちゃいるけど、つい優先順位が後退する」要素
…それが運動だと思います。
が、長生きでもそうでなくても、できるなら死ぬまで健康ではいたいものです。

そのために、「自分の健康は永遠だ」と思わずに
漢方薬飲むつもりで日々の運動を欠かさないようにして下さい。
(しかも運動するだけなら漢方薬と違ってタダだし)

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