今回、道場の人へというよりはテコンドーってなんじゃ?って思ってここに行き当たった
奇跡の一般人たち(笑)に向けてのコラムです。
4月を期に、気持ちが一新する人も多いかと思います。
社会人になると4月という意味も薄れてくるかもしれませんが、
日本人は4月に小中高と環境が変わることが植えつけられているのか、
やはり4月というのは「始まり」なイメージがありませんか?
・・・このコラムをほとんど書き終えたところでパソコンが強制終了したせいで
個人的に今の心情としては「はじまり!」というよりは「やり直し!」なのですが、
・・・・・・
・・・
しょうがない、もう一回書こう・・・。(苦笑)
とにかく、新たな始まりを連想できる4月!みなさん、何かを始めましょう。
なんでもいい。でも何も思いつかないのなら
スポーツをやれ!!
・・・わたし、いろいろな人から
「学生の頃から体型変わらないでしょう?」
といわれます。
外見やテコンドーをやっているという事実からそういう発想が出てくるのでしょうが、
その台詞を言う人のほとんどは半ば驚きや感心を込めてそれを言います。
これって、翻って考えてみると
「社会人になると学生の頃の体型を維持するのは難しい」
ということなのかもしれません。
あたりまえ?
社会人になったら体を動かさなくなるのはあたりまえ。息が切れるのはあたりまえ。
オナカがぷっくりしてくるのはあたりまえ。健康診断の結果にびビルのがあたりまえ。
こんな世の中に誰がしたっ!!
体は動かさないと動かなくなるものです。そして動かなくなってから動かないことにやっと気付きます。
わたし、整形外科に勤めていたこともありますが、そんなことをリハビリのときにつぶやくご老人方を多数見受けました。
まぁだいたい整形外科であっちが痛いこっちが痛いといっている人のほとんどは
運動不足からくる筋力不足。からくる、関節の痛みだったりします。(人によってはその過程に肥満も加わります)
「そんなのは老人の話で、2,30代には関係ない」って思うじゃないですか若者たちよ!
みなさんはよく運動会のお父さんの話を聞きませんか?
親子参加競技で、若いつもりで若い頃のように体を動かしてみたら、急な筋力の収縮に耐えられずに
アキレス腱なんかをきってしまうという、悲しいお話。
なまじ日常生活が送れているために気付かないそれらの衰えが、結局のところ
「社会人になると学生の頃の体型を維持するのは難しい」
という「あたりまえ」につながってしまうわけです。
というわけで
体を動かせ!!
それともう一つ。
体を動かし、体力をつけておくことは、別の方面でも必要だと思うんです。
自論ですが、人間というのは自分に余裕があるときしか人にやさしくできません。
例えば10分後までに終わらせなければならないことがあるときには
8分間の他人の話を聞く「余裕がない」ように、「余裕」という概念はその人間の
防波堤のようなもので、これを割り込んだ時、だいたい人間というのは
自分のことしか考えられなくなります。
体力というのはそれらの「余裕」に関わる、かなり根本的な部分の一つであり、
体力の衰えから精神や気力が衰えていけば、結局どの方面においても
余裕がなくなっていってしまうと、わたしは思います。
体力がすべてではありませんが、体力が「余裕」というものをつかさどる
大切な一部分であることは間違いない。
人に優しくしなければいけない法があるわけではありませんが、
自分の「余裕」という部分のキャパを広げることは決して無駄なことではないはず。
ま、ともかく、4月に入って新しい気持ちになってる皆様方!!
新しい気持ちだけで、周りに特に新しい事件もないのなら、
自分で「スポーツ開始!」という事件を起こしましょう。
あ、アツテコ(厚木道場)も随時、人募集ですよ?(笑)
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