雑記などのコラムです。
2月雑記(テコンドーで飯を食わないために)
テコンドーとはまったく関係のない話題なのですが、わたし現在、何がしか商売をしようと考えています。
道場を始めて13年と半年たつのかな・・・うちの道場を世界一の道場にすると豪語して、
いままでいろいろなものと掛け持ちながらライフスタイルを考えてきましたが、
その一つの答えといいますか・・・やっぱりテコンドーを商いにして生きていきたくないという結論に至っています。

わたしにとってテコンドーというところはわたしの理想とする世界を実現する場なんです。
その理想とする世界を言葉で表現するのがどうにも難しいのですが、
厚木道場内だけのことを言えば、テコンドーという格闘技を通じて、
この「厚木道場」という場所がみなにとって「終らない夏休み」のような
・・・なんていうか、なんかこう、いつでもわくわくできるような、いつまでもあってほしい夢の世界?(笑)のような・・・
それでいて、ここにいることに誇りを持てるような、そういう場所でありたいと思っています。

道場生は「お客さん」ではなく、「仲間」であり、
「教える」「教わる」なんていうのは単なる立場の違いであって、お互いを尊重して、
みなが、テコンドーっていう武道を生涯教育の場所として捉えるようになってもらえたらなと。
そこに、できるかぎり負担のない状態・・・裕福な人も財政的に厳しい人も等しく参加して
楽しめるような場所でありたいと思っています。

そこでお金を取ることがまずいことか。おそらくそんなことはないです。
こちらが自分の能力を提供してそれをお金に換えることは普通だし、
もちろんその人たちを否定しようなどという文章ではありません。
イベントのたびに赤字を出す私のやり方が正しいとは思えませんしね(笑)。

わたしはなんていうか、あまりそこを柔軟には考えられない人らしく、
要は道場生とテコンドーを、お金とは切り離して考えたいんです。
そして、道場生側もそういうことを考えないでテコンドーをしてほしい。

道場収入が生活にかかわってくると、

たとえば「人が入ると収入が増えるからそのために誰でもいいから集めて、
人がやめると収入が減るから辞めないように自分の理想を曲げる」など、
お金のせいで、道場の質が低下します。

辞める奴はやめればいい、やりたい奴はあまり負担を考えないで長く続けられるようにしてほしい。
人数などは別に多くなくてもいい。(もちろん多いほうが意識の似たような人が必ずいるようになり、みんなが退屈しないのかなとは思いますが)いろんな価値観の人間が、「テコンドー」という一つのきっかけを元につながって
みんなが楽しい場所であってほしい。
わたしがここを理想郷のまま保っていけるかどうかは、
私自身が道場に依存しない強さが必要なんだと思います。

わたしも、これまでテコンドーと掛け持ちする仕事を、いろいろ模索してきました。
しかし、サラリーマンの方皆さんわかると思いますが、雇われると結局はそちらを優先させなければ
ならなくなります。わたしはどんなときもこの道場を優先させたい。
だから、たぶん、自分で仕事を造っていかないといけないのかなと思っています。

・・・というわけで、何かを始めようと思っています。
厚木道場自体、半年間会員が1名だったので、始めてもすぐにどうなるとは思っておらず、数年たって
徐々に浸透していけばいいかなと思っている感じです。
場合によってはこの厚木道場のホームページにもそんな別ページが併設されるかもしれませんが、
道場のための資金作りだと思って、ご容赦ください。

また、「こういうことしてみたらいいんじゃないか?」みたいなご意見を広く募りたいと思います。
骨子はあるのですが、わたしの考えてもいないことをポーーンと言ってくれる事はわたしにとって
非常に有難いことです。ささやかなことでもかまいませんので、どしどし教えてください。
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