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ATBMテコンドー選手権大会が、さる3月28日に開催されました。
いやもう今回は完全ににわか企画です。夏に、晴れてた空に急に入道雲がかかって大雨が降るような
勢いで開催された今回の大会ですが、参加人数が20名を越える意外な規模に発展いたしました。
参加者のノリのよさに、とにかく感謝です。
大会の趣旨としては「護身」をテーマに、
「襲われる時は私服だろ。武器もあるかもよ?じゃあその状態で組手しよーぜ」
・・・まぁそんなノリで、マッソギの部に加えて武器所持の部のような護身要素を盛り込んだものとなりました。
護身要素といえば、テコンドーのトゥル(型)は基本、四方相手に囲まれた状態を切り抜けるために
鍛錬するものです。
で、あるなら!!大会には組み込まなければなるまいと、トゥルの部まで開催して、すべて合わせて
ATBMです。本当の意味を知っている人、そういうことにしておいてください。(笑)
自分で言うのもなんですが、ものすごい異色の大会で、
笑いあり、興奮あり、笑いあり、感動はたぶん誰もしてない(笑)という感じで、
結構みんな楽しんでくれたんじゃないかなーーと、勝手に思っています。
参加者の皆さん、おつかれさまでした。また遊びましょう!
武道家である以上、自分の身を守ることについては、現在の自分の強さに関係なく、
自分の哲学みたいなのものを持ってもらいたいと思っています。
頼れるものは自分のみ・・とは言いませんが、何かが起きた時、まず初めに頼るものが
自分以外の他のなにかの力では、やはり自分の身を守るという点では片手落ちでしょう。
「それがなければ思考力0」ってことですしね。
護身の意識をシミュレートするにあたって、
例えば「相手が道着ではない」「何か持ってる」などの風景を一度でも見たことがあるかないか
ということは大きいことではないかと思います。
「道場ではない」「相手が多数」とか、言い出したらキリはないのですが、まずは今回、そんな感じで
違った風景で組手をしたことが、何か自分への身を守る意識への手助けになれば幸いです。
え、なんですか?道場ではない、相手が多数がやりたいんですか?(笑)
また、考えていきましょう。みんなが楽しめることを探していくことが、テコンドーがさらに楽しくなる
秘訣かなーと思うので、皆さんも何かまた思いついたら、どしどし提案してみてもらえればと思います。
また年度も替わって新たな気持ちで盛り上がっていきましょう! |
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