テコンドーと、テコンドーの技の紹介です。
ネリョチャギ(カカト落とし)
ネリョチャギを撃ってみましょう。
カカト落しは「体が柔らかくないからつかえない」
とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、
足を振り上げた時、たとえ膝が曲がっても足の裏が相手の顔の高さまで届けば、
十分に利用価値の出てくる技となります。
ほら!硬いあなたでも使えそうだ!

それは、型のように、美しさを追求するならともかく、
決して、脳天を狙わなければ威力が出ないものでもないからです。
それではポイントを抑えていきましょう。今回は奥足で撃つ場合です。

 1、蹴りたい足を後ろ足にして、半身に構えます。
 2、奥足を振り上げます。この時、カカトを脳天に振り上げようと言うのではなく、
   膝が曲がってもいいので、太ももを胸につけるイメージであげてください。
 3、振り上げ、カカトが自分的限界に達している時、
   軸足のほうのカカトは、相手の方向に向けるつもりで、回転させてください。
   (とりあえずできるだけで結構です)

 == カカト落しで重要なのは上げる時ではなく落す時、すなわちここからが重要です。==

 4、膝を伸ばしたままカカトを落します。
   体の硬い人は落している過程で、膝を伸ばすようにしてください。
 5、蹴りのインパクトの瞬間に、上半身を蹴りと逆方向に反らします。
   (横から見て、扇を広げるような感じ?)
   …注意して欲しいのは上半身を反らすと言って、アゴを上げてはいけないということです。
   首にアゴをくっつけるイメージで顎を引き、上半身だけ後ろに反らすようにしてください。

ネリョチャギは想像するよりもはるかに遠くまで届く蹴りです。
私がめったに使わないので恐縮ですが、
いきなり出したときに反撃をされる確率は、
トルリョチャギ(回し蹴り)に比べても、はるかに低いです。
大きい蹴りなので、終わった後にバランスを崩さないようにすれば、
隙の少ない蹴りですので、私を参考にせずに(笑)是非活用できるように研究してみてください。

なお、ネリョチャギには正面から、外側から、内側から
…カカトを頂点まで振り上げる道は基本的に3つあり、
前足からのネリョチャギ、奥足からのネリョチャギと、
さまざまなバリエーションが加えられます。
補足として付け加えましたので、合わせて研究をお願いします。
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