雑記などのコラムです。
12月雑記
2005年も残すところあとわずかです。

ホントにわずかです。何時間だろ…たぶん5時間くらいですね。
先月も似たようなことを書きましたが、最近はそんなわけですっかり正月が正月らしくないので、
なにが大晦日なのかもよくわかりませんが、とにかく皆さん、今年もお疲れ様でした!!

今日は、今、道場生の皆さんに掲示板に抱負を書き込んでもらっているので、
私もそんな話をしてみましょうか。
(もう完全に私個人のことなので、テコンドー道場の雑記としてはどうかと思いますが(笑))

今もほとんどの日、私は自主連を行っています。
手加減が苦手な私ですから、気がつくと組手以外のメニューは現役時代の頃と
あまり変わらないんじゃないかという内容になって(言いすぎですが)、
「あーもういやだ!」を日課の中での口癖に、「なーんでこんなことやってんだろ…」って、
疑問に感じながら、気がつくと時間を作って、ジャージ姿になっていたりします。

ビョーキです。

なに病って言うんでしょうかね。

…名前は分かりませんが、相当馬鹿病であることは間違いありません。

振り返れば、目標にしていた人や、ライバルだと思っていた奴と戦う機会はすでになく、
ともに戦っていた仲間に会うこともなく、私をさまざま支えてくれる後輩も、
もう山本初段ひとりとなってしまいました。
なんだか一点見つめて、全速力でここまでまっしぐらに走ってきたら、
ずいぶんと遠くまで来たものです(笑)。


もう自分を試す機会もないし、自分が目指した目標への気持ちがあまりに大きかったので、
格闘技という競技に対して他の目標を持つ気にもならないし、
もちろん用兵やボディーガードなど、そんな風に自分に活かす気にもなりません。

その目標への気持ちを断ち切ったテコンドーの分裂問題を恨んでみたりしたときもありました。
当時、末端の幹部にどうできる問題でもなかったのですが、
できることなら今でもテコンドーは一つに、普及のことを第一に考えて皆が協力しあっていってほしいと、
切に願ってやみません。

まぁそれは余談なんで置いておいて、…しかし、

それなのに朝起きると柔軟はじめてるって言うのはどういう了見でしょうね。
何のために後輩からもらった重いベスト着て今も走ってるんでしょうか。
今日もよろけながら頼りなく木を蹴ってる理由は…。

で、思ったわけです。

あぁ、テコンドー馬鹿なんだ!と(大笑)。

ここまで自分の「理想のテコンドー像」を追ってきたんなら、
とことんテコンドー馬鹿になるのもいいかなと。
日本一テコンドー強くなくても「日本で一番テコンドーで遊んでる奴」にはなれるかなと。
…もっとも、そんなことを思い始めたのは今年に入ってからくらいなんですけども…。

そこで来年以降、私の「テコンドーという武道への抱負」に関わる人登場です。

マンガなんですが(笑)、グラップラーバキというマンガの
オロチ独歩(字忘れました)というトラを素手で倒した空手家(!)が言った台詞に、

「私はね。もう何十年もどんな日でも突きと蹴りを打ち続けて来たんだ」

…そのせいでかなりの老齢なのにものすごい蹴り(ナント見えない!)を撃つんですが、
あんなの目指してがんばろうかなと(笑)、

いや、トラを倒すってとこじゃなくて…。

いやだから、見えない蹴りを撃つところでもなくて…。

…どうせ馬鹿なら、こんな馬鹿になれたらいいなと思っています。

これが私個人のテコンドーという武道に対する抱負ってことで、
私もワンツートリトリは免れたところで(笑)、みなさん!

来年も、はりきって
テコンドーで遊んでいきましょう!!

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