雑記などのコラムです。
4月雑記<青空テコンドー卒業式>
空を仰げば誰が色をつけたのか、見渡す限りの青が白い雲を従えて広がってますね。
2年前もこんなだったんでしょうか。

まぁ、「「青空」テコンドー」と名がついたくらいですから、そうなんでしょう。
空は変わらないのに、いつの間にやら子供たちは成長し、この3月に小学校を卒業…ということになりました。

それはつまり、青空テコンドーを卒業するということも意味していました。
中学生はもう電車キップも「オトナ料金」であるがゆえ、
いつも練習していた4時には、公園に遊びに来たりできないためです。

「んじゃまぁ…最後に卒業式するか」

という運びになり、去る4月17日、それを兼ねて試割を含めた最後の練習を行いました。

17日は日曜日だったこともあり、練習を終えて駆けつけてくれた
厚木道場生数名が見守る中(実は後ろで遊んでただけというウワサも…(笑))、
子供たちは私が予想する結果を遥かに上回る成果を次々にあげてくれました。

トルリョチャギ、ヨプチャチルギ、ネリョチャギ、ティミョトラヨプチャチルギ…。

次々に割れていく板を見て、これまでひたむきに頑張ってくれた彼らの、
これがその答えなんだと思うと、板を持つ私のほうがなんだか彼らよりもはしゃいでいた気もします。

青テコ当初から数を数えれば、その数は半分にまで減りました。
正直、もっと上手な子達もいたのですが、彼らは続かなかった。
結局残ったメンバーのほとんどが初期からのメンバーで、
3年間という歳月を積み重ねて、「割れる訳がない」と見るだけで敬遠していた板を割って卒業したのです。
蹴りだけなら上手だった子よりも間違いなく上達していることでしょう。
ウサギとカメの話のようです。

格闘技は器用な才能があれば強くなれる訳じゃない。
つまらないことや悔しいことがあってもそれを地道に続けていける才能が、本当に自分を強くします。
いや、これは格闘技に限ったことではないですね。
その「続ける」という才能の重要さを、彼らは身をもって再確認させてくれた卒業式でした。

えらいぞーーーーーーー!!

よくがんばったぞーーーーーー!!!

親バカに終始した田川ですが(笑)、読んでくれた皆さんもきっと彼らから学べるところはあるはずです。そんな訳で、

卒業おめでとうございました!

よくぞ生き残ったわが精鋭たちよ!(古い・・・)

(ほんとはもう一人いたのですが、風邪で欠席の卒業式でした。右上に丸く切って、載せたほうがよかったかなぁ(笑))

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