雑記などのコラムです。
6月雑記(三十越えたら毎日腰を伸ばせ)
私は医者というわけではないので、今日今から書くことに医学的根拠は皆無なんですが、
テコンドーに長く携わり、身体を動かし続けた実感からこのような話題を挙げておきます。

人間、身体的な部位で、歳をとってきて衰える一番問題な部分は、腰だと思います。
運動能力的な意味でももちろん、腰痛なども含めた普段の生活や、内部疾患の原因にもなるんじゃないかと。
ほんと根拠はないですが、少なくとも身体が動かなくなっていけば肥満等の原因にもなりますし、
そこから生活習慣病を併発することは言えるでしょう。

ここのコラムをみる人も三十代以降が多いと思うので実感できると思いますが、
三十越えてくると、とにかく腰が固まってきます。二十代までは「こんな柔軟何の意味があるの?」というくらい
難なくできたことが、三十代を越えてくると「すっげー気持ちいい。っていうか痛い」となっていきます。

テコンドーは様々な部位を蹴るためにハムストリングスや股関節回りの柔軟をよく行いますし、
そこがやわらかくなることを目標に日々「いてーいてー」と言っている人が多いと思います。
が、実際、人間の身体的健康で重要なのは、腰だと思います。それと足首。
どんな行動をとるときも、腰が動いて足首が支えますからね。
腰や足首が思うように動かないと正しく歩けない。私はこれは内臓疾患につながる原因の一端だと思っています。

要するに、テコンドー関係なく腰を伸ばせと言いたい。
ウチはほぼ毎回確実に二人組み柔軟を行いますが、週一できてる人たちを見ていても
自分自身の実感でも、週に一回腰を伸ばすだけでは腰の硬直を止めることができない気がします。
テコンドーをやっていくならハムストリングスや股関節も大切ですが、
そうでない人も、とにかく腰だけは伸ばせと。
腰は腰を伸ばす柔軟というのがあって、その習慣がついていると、ただ開脚柔軟をしている時より、
全体的な身体の調子がとてもいいです。(私自身の実感)

具体的には骨盤を動かす柔軟運動をする。気が向いたらyoutubeかなんかでいくつかの柔軟項目を
紹介しようと思いますが、足の裏と裏をつけて前向きに倒れこむものから始めて、
まっすぐ固まってる骨盤を右へ左へと歪ませ、ねじる、反る……ですね。

何せ立ち仕事にせよ座り仕事にせよ、腰は常に下への圧迫を受けています。
堆積していく土のように、ずっとずっと重いものの下にいれば、そりゃ固まってしまうのも無理はない。
そしてそれが身体に悪影響を与えていく原因となるとすれば、まずやることは
医者にいってリハビリや薬を処方してもらうことより、低周波健康器具を買うことより、
その土を振り落として耕すことなんじゃないかと。

膝が痛くなる。肩がこる。身体が重く感じるなど、腰は身体の中心だけに、腰痛以外にも様々な影響を与えます。
運動をする方もしない方も、とりあえず腰のケアをすることが、三十代以降は特に求められると思うんですよ。

自分の身体のことだと思って、ぜひとも腰の柔軟を、毎日の習慣にしていただければ幸いです。

ちなみに、今までずっと腰の柔軟をしてこなかった人がいきなり無理すると逆に腰が痛くなることがあります。
しかし、だから身体に毒というわけではない。むしろ、それほどに錆び付いている自分の身体を反省し、
ちょっと強度を緩めつつ、毎日習慣づけることが大切だと思います。
また、余裕があれば、風呂上りですね。身体を温めた状態を作り出してから行えば事故は未然に防げると
思います。まぁ実際、やってどうしても痛くなる人だけでもいいと思いますが。

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