雑記などのコラムです。
10月雑記(目標をもつということ)
これ、いつか書いたことあるかな・・・と思いつつ、
なにげに大切なことだと思うので、書いておきます。

みなさん、漠然と練習にくるのではなく、目標を持ちましょう。・・・というのが
今回のテーマ・・・というか結論です。

「あっ、そうだよねー、オッケー♪」
と、わたしの言わんとしていることをすでにわかっていて、なおかつローラの真似をする人は
今日は帰っていただいて大丈夫だと思います。道場ではよく言ってる話ですので。


目標を持ちましょう。
自分はこうなりたい、こうしたい。という希望を持ちます。例えばそれを目標とします。
そしてその目標に期限を決める。これがなにげに大事。

すると、そのためには何をしなければいけないかという課題ができてくる。
場合によってはその課題をこなすためにさらに小さな必要に迫られます。

つまり大きな目標を持つことが、翻って自分が今何をしなければいけないかを決める
(小さな目標ができる)要素になりえるということです。
さらにそれに期限を決めることによって、どこまでに何をしなければいけないかが決まってきて、
より方向が定まります。
これはテコンドーに限らず実践できることじゃないかと。

漠然と練習に参加してはいけないわけではありませんが、
目標を持つと、自分がやらなければならないことが明確になる。
それが見えているかどうかで、練習効果も練習意欲もおのずと変わるものだと思うのです。

目標を持つということは、物事を受け手に回るではなく、
自分がアクティブにモノを考えていくってことにもつながるわけです。
「やらされる」のではなく「やる」です。その差はやはり大きいのではないかと思います。
人生、アクティブかどうかって大事でしょ!(大笑)

わたしの個人的な意見ですが、その結果、目標に到達できなくてもいいのだと思います。
初めから「目標に到達する気がない」のでなければ、その目標に向けて何かをしたわけで、
そうやって歩いた軌跡が自分の財産になるわけです。
人間は「目標」のために生きてるのではない。その目標を達成した瞬間死ぬのなら、
その目標はマストですが、目標を達成しようがしまいが、日々は続いていくわけです。
ならば、次につながる何かが残れば、次に目標を立てるときに「手に入れたものがある状態で」
次に進めるわけです。

ともあれ目標を持つこと。
目標を持つことは自分がやるべきことが具体的に見えてくるということもあるし、
目標を持ち続けることは自分をアクティブな状態に置き続けるということでもあると思います。
大きな目標を持って、そのためにやるべき小さな目標をこなして、・・・後は先月のコラムよ!(笑)

その結果、負けて負けてもぶち当たれ!!!


・・・
そのうち、達成できる目標もできてきます。

よくないのが、目標を達成できないことがコンプレックスになって、目標を立てるのが怖くなるケース。
よく「理想と現実」などという言葉で表現されますが、
自分がアクティブでいるための「目標」なのに、自分でそれに押しつぶされてどうするかと。
「〜でなくてはいけない」ではなく、「〜になるためにがんばる」という気持ちを持つことが大事です。
期限を迎えたらまた別の目標を持つでもよし、同じ目標を再設定するでもよし。
そうしている間は常に「やる」べきことが目の前にあるわけです。「やらされることが」じゃなくて、ですよ?
それって大事だと思いませんか?

繰り返しますが、目標とは達成して満足を得るものではない。
もちろんそういう側面もあるでしょうが、そればかりを重視すれば「理想と現実」という狭間で
人は目標に押しつぶされます。
それよりも、「目標を掲げることは自分を向かい風の中に立たせておくこと(アクティブでいること)だ」と思えば、
結果云々ではない、目標を立てることそれ自体に意味があることなんだということが
いえるんじゃないでしょうか。

向かい風に立っていることの意味?
うろ覚えですが、向かい風がないと飛行機は飛ばないのです。それと一緒よ!!(強引)


なんとなく考えてみれば当たり前なことなんですが、実は人間、いつの間にか見失っているのが、
この「目標」ってやつだと思うんです。
だからたまにこんなコラムを目の端に捉えれておくのもありかなと。

・・・わたしの中では先月の続き的なニュアンスを含むコラムでした。

TOP
HOME
ATUGI... TAE... KEIKO COL... ACC... BBS MAIL LINK