雑記などのコラムです。
厚木テコンドー道場17周年
わたしの初段帯の端には日本国際テコンドー協会のエンブレムがついています。
それがこのたび経年劣化ではがれました。
丈夫に縫い付けてあったものなのですが、17年という月日はそのような丈夫な細工でさえ
擦り切れる年月のようです。
厚木テコンドー道場はわたしが昇段したのとほぼ同時期に開設されたものですから、
この黒帯は厚木道場と共に歩んできた帯といえます。
17年使用した帯は非常に年季が入っていて、まるで『山篭りをして修行したさすらいの武道家』
みたいなのがつけているような?……味わい深い雰囲気を漂わせています。

17年生きたこの道場は味わい深いものとなっているでしょうか。
そしてわたしがいまだに、あえて日本国際テコンドー協会の帯を巻き続けていることを、
公認道場の指導者たちはどう思うでしょうか。

・・・その後「ITFはこうあるべきだ!」的な組織論を延々と語ってみたのですが、
恐らくそんな記事誰も望んでいないのでやめました。とりあえず根底からなんとかしないと
テコンドーは数十年後には『忍術』レベルにマイナー化するでしょう。
・・・まぁ、うちの周年コラムでぶち上げる話じゃないですね。

とにかく、というわけで帯も朽ちた17周年です!
むしろここから読みなさい。(大笑)

16周年から1年が経ちました(当たり前だ)。あの頃はアリクイに苦戦していましたが(去年参照)、
今年は少しは成長したでしょうか。
・・・・・・
・・・
あまり変わった感じはなしないナァ(苦笑)。
人間、1年っていつのまにか時間が過ぎていて、その日その月は決して短くないのに
「あれ?もう1年?」と、去年を昨日のように振りかえることができる時間な気もします。
変わってないと思えてしまう。
でも3年違うと違います。ガラッと違うことも少なくなくないですか?
わたしなんざ3年ごとに哺乳類と爬虫類を行き来しています(意味不明)。

まぁ、食う寝るテコンドー自体は変わらないので、変わってもそこまで劇的に変わったようには
思えないのですが、周りの景色はだいぶ違いますね。この景色、また3年後の20周年でも
だいぶ違うのでしょう。どうなってるのかな。

そういえば、2015年といえば1985年に作られた映画、バックトゥザフューチャーで
デロリアンという車型タイムマシンが改装されて高性能になった年です。
それによると今年、車は生ごみで走り、空を飛んでいるはずなんです。さぁ!現実はどうだ!!
・・・若干、とうもろこしとかでは走ってましたね。ミドリムシも燃料になるんでしたっけ・・・?

というわけでSFの年代に時代が追いついてしまう時期がやってきております。
でも、たとえタイムマシンが歴史を変えたとしても、変わらないのは
人間と人間とのやりとりだと思うんですよ。
2015年、車は空を飛んでいませんが、人間の物語は映画の世界と同じようにあって、
相変わらずわたしの周辺も出会って別れてを繰り返しております。
劇的に描けば、これらの人間模様も立派に映画になるでしょう。

この世界に永遠なんてものは存在しないので、人は出会えば必ずいつか別れます。
道場のようなところにいるとなおさらそうで、連絡も付かなくなる別れも珍しくはありません。
まぁ、別れが必ずあるものであるならじたばたしても始まらんので、
わたしはこの17年間、ほとんど人を引き止めたことはないのですが、
それでも、永遠でないこの関係が、皆さんの心の中で永遠であればなと、せめて思います。

・・・するとまた出会いもあって、たまにその出会いが深いものになって、
その繰り返しが歴史となって、道場の17年間を歩ませてもらっています。
皆さんには実感はないでしょうが、うちでは皆さん一人ひとりがそういう歴史の一員なんです。

厚木道場は一身上の都合?で、全国のどこのテコンドー道場よりも残っている動画の量が多いと思います。
8月のコラムでも試割大会の模様を動画化しましたが、それぞれの動画に露出してくれる
人たち一人ひとりがいるからこそこの動画ができてるなって、完成させて見返すたびに思うんですよ。

それは翻って、露出してくれる人たち一人ひとりがいるからこそ、
厚木道場が成り立っているんだ、ということなのだと思っています。
1年前の動画、3年前の動画、5年、10年前の動画をみて、
一つ一つの動画でわたしはいちいちそれを感じるわけです。

ありがたい。皆さんが、厚木道場にとっては宝です。

だからわたしは皆さんとの関係がたとえ永遠でなくても、
ほんの一瞬だとしてもその関係を大切にしていきたいなと思っておる次第です。

もし、うちの環境が恵まれすぎていたら気づきもしなかったことかもしれない。
わたしがこの道場を世界一の道場にしていく過程でこの気持ちが必須だとするならば、
うちの道場は今、健全に成長しているとも言えます。
大器晩成。うちの道場のキャパが大きいのなら完成までには時間はかかるものよ(笑)。

この道場がどのような道をたどっていくのか、
それこそタイムマシンがあるのなら先に見に行きたいですね。

・・・ん?実はある?タイムマシン、実はあるの?
たしかに1985年に作られたデロリアン(車型タイムマシン)は秘密裏に作られてましたね。
あれって時速88マイル(140km/h)でワープできるのか?

それくらいならうちの車でもいけるかもしれないぞ!!

・・・某日午前2時40分。ちょっくら未来見てきます(笑)。

「道? これから行く場所に道などいらん」(バックトゥザフューチャー劇中内台詞)
デスヨ。
意味深ですね。これから行く場所に道なんかいりません。行くぜ18年目!!!


・・・
生きて帰ってきたら18年目もよろしくお願いいたしますね!!(大笑)

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