雑記などのコラムです。
9月雑記(チャンスは思いもかけないときに準備もできずにやってくる
おつかれさまです。田川です。

例年この時期にアツテコカップのことを公示し始めるんですが、
いろいろ考えて、ま、いっかといった感じです。
とりあえず現状報告いたしますと、会場が3ヶ月前抽選、2ヶ月前発表で、月末締めなので、
つまり、今日まで抽選、結果はあさってわかるということになっております。
マイタウンクラブ(厚木のカード)を登録・予約してくれた道場生の皆様のおかげで、だいぶ有利に
確保はできそうですが、今のところ、一応6時間取れるのか4時間なのかがわからない状態です。

いずれにしても12月16日(どうしても不都合になれば23日)にアツテコカップ開催予定です。
このイベントは任意参加のように勘違いされがちですが、実はうちの道場生であるからには
ちゃんとした理由がない限りは参加すべきイベントだったりしますので自分が格闘技の
道場に通っている認識を再確認して、各々準備を始めてくださいね!

さてさて、今日は中堅どころの道場生が増えてきた厚木道場生に、
わたしの失敗談でも聞いてもらおうかなと思いました。
テーマは上にあるように「チャンスは思いもかけないときに準備もできずに来る」です。

皆さんも結構うまくなってきて、いっぱしなことはできるようになってきています。
そうなってくると、練習でもほとんどのことがそつなくできてしまうから、
なんとなく流れで練習をこなせてしまいがちです。
たまに難しいことが出てきても、普通のことはできるし、できなくても、ま、いっかみたいな
気持ちになってたりしませんか?

一般の練習の技術レベルというのは実はそんなに高くできません。
トレーナーが専属でついて、一緒にプロの世界チャンピヨンでも目指さない限りは
初心者から上級者までいる道場ではそこまで難しいことはできないのです。
(難しいことはさせてますけど、紹介程度にとどめてしまうのはそういうことです)
そして、この練習の技術レベルを仮に「3」としましょう。

「5」が「中堅レベル」なら、「3」はこなせます。
普段が「3」で「3」しか要求されないから、「5」あればいいやと思ってしまいがちです。
・・・ところが、「チャンスは思いもかけないときに準備もできずに」やってくるもので、
そのとき要求されるものは常に一流です。
いきなり「10」を突きつけられるわけですが、「5」の人は、やっぱり「5」なんですよね。
上を上を目指して、その時「5」であれば「10」ができないことに関して、
わたしもそんなに悔しくはなかったでしょう。
普段の稽古に満足せず、自分なりに高め続けていれば「8」くらいまでには
なれていたはずなのに「5」で止まり、「10」ができなくて
チャンスを棒に振ったことがとにかく悔しくて。
・・・そして、チャンスというのは2度はなかったりします。

まぁ・・・テコンドーにそこまでかけてくれている人がどれだけいるかはわかりませんが、
とにかく、自分の人生なにがどうチャンスになるかわからないわけで、
そのチャンスを逃さないために自分が目指してるものはどんなことでも
とことんこだわりを持ってやってもらえたらなと思います。
つまり中堅で満足するなと(笑)

人のレベルアップって、階段じゃないんですよね。
跳び箱というか、冒険ゲームのレベルを10から11にするのと20から21にするのの違いというか・・・
1を2にできたから、2を3にするのは同じ労力でできるだろうと思うのは間違いです。
どんどんどんどん難しくなっていくし、それができることとできないことの差は跳び箱1段分しかかわらず、
実力の差はあまり変わらなかったりします。

でもその「できること」の一つ一つの積み重ねが、2段の差になり3段の差になり、

追いつけない決定的な差になり、わたしの体験でいえば、チャンスをモノにできるかできないかの
差になっていくのだと思います。

中堅になってくると、できることは簡単にできるし、できないことは一つ一つがものすごく
遠い壁のように思えます。が、初心者の範囲をもう知ることのできている中堅者なら、
そこにいたるまでの工夫はいくらでもできます。
ひとつのことができると、そのことに関してできなかったときなんてないように思われるもので、
わたしを素質のある人間のように思ってる人もいるようですが、
わたしを形成しているのは本当に一つ一つの組み合わせです。
(わたしが器用な人間でないことはわたしと付き合っていればわかるはず)

がんばって、中堅からひとつ抜け出してくれることを、待っています。
だれのことか?と思った人、アナタに言ってます(笑)。

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