雑記などのコラムです。
11月雑記(厚木テコンドーカップを迎えるにあたって)
今年も年に一度の大祭り「厚木テコンドーカップ」の時期がやってまいりました。
締め稽古を毎年組手で締めくくる風習を最大限に悪ノリ方向に持っていった大会で
今年で早くも5年目になります。

もともとは対外試合がない分、みなのモチベーション強化につなげるための企画として
持ち上がったものでしたが、これのためにがんばってくれる人たちを見るにつけ、
まだまだ役目ははたせていそうです。
今年は新たに「自分のオリジナルの蹴りの強化!」っていうのを願って、試割の要素を
追加してみましたが、いやー、これ、誰も割れなかったらすげーーサムイ企画なんじゃないかと、
実は大会盛り上げ側としては不安でいっぱいです(笑)。
みなさん、今まで見たこともない技に挑戦してもらい、さらに割ってくれることを期待します。

そんな、本来マッソギ大会には必要のない内容を盛り込みつつ、その日が一年の中で
もっとも楽しい日になることを目指して大会を開催します。
この「無駄を楽しめ!」に関しては2008年11月コラムでだいぶえらそうなことを言ってるので、
ご興味あればぜひ読んでください。

まぁしかし、アレです。
わたしぶっちゃけた話、うちの道場生負けるの、イヤなんですよね。
するとこの大会は道場内試合ですから、誰かが必ず負けます。
これが、結構ザンネンで・・・。
「負けないっすよね。余裕っすよね」とあおってる割に
試合前に相手に対してあまり余裕こいてると「うちの選手を馬鹿にするみゃー!」と
内心思ったり、負けてザンネンそうにしてる顔を見るとつらかったりして、
ほんと、実は主催者としてはフクザツな心境です。
この大会の主審(私)に、判定権限がないのは、実はそんな理由からだったりします。

ほんと、みんないい試合してください。負けても満足いくような、
そして、勝っても慢心しないような、勝った相手を慢心させないような、いい組手をしてもらうこと。
技を出し切って、体力を使い果たして、
そして引き分けに終わるようなら、わたしとしてはそれが、ベストバウトです。
(そんな試合は素人ウケしませんが(笑))

それ以上に、ほんと、盛り上がるといいなぁ・・・。
見に来た日と全員が楽しくて、
「来年もこの試合出たい!」「来年こそはこの試合に出たい!」「こいつと戦ってみたい!」
と思えるような大会に、早くしていきたいです。
とりあえず、この大会の最終形は「厚木道場の夢」で語っているので、置いておいて、
この大会の第一目標は「道場生全員出席」が目標です(笑)。

いつだか言いましたかね。
わたしが初めて見たテコンドーの試合というのが、おそらく日本テコンドー史上もっとも大金を使っていたと
思われる「モランボンカップ96」でした。
演出すごくて、パンフレット豪華で、「この大会、いつか出てやろう」というモチベーションが、
テコンドーに本気になったきっかけでした。
その後、そんな派手な大会は今のところ一度も行われていないわけですが、
いまから育っていく若いテコンドー家がそういう風にあこがれる大会を開いていくことが、
テコンドーの発展につながるし、そのためには「いかに楽しい大会を開けるような工夫がしていけるか」
だと思うんです。
今、その感触を、アツテコカップで探っているところです。
もしここを見る厚木道場関係者はもちろん、他道場の方々やテコンドー知らない方々などおりましたら、
ぜひぜひ遊びに来て、その過渡期を体験してもらえたらうれしいなと思います。

どなたでも大歓迎なので、ぜひ遊びに来てくださいね!
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