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はい、4月がやってまいりました。
厚木道場は4月から〜って言う感じのカリキュラムを組んでいますので、
つまり4月ははじめの月ということになります。
皆さん気持ちを新たにもう一度基礎ってものをやってもらってるんですが、
これがまた・・・きついですよねー。
どんなことにもいえると思うんですが、基礎ってのが一番きついです。(しかも地味)
・・・でも基礎は重要ですよー。がんばりましょうねーー・・・は、
どうやらおととし言っているようですので、今回は違うことを言おうかと。
ホームページできて8年?・・・日々ネタ切れに悩まされる毎日です(笑)。
というわけで今回のテーマは「変人になれ!」です。どこかで重複してないことを祈りつつ・・・(笑)
強さを測るとき、人と比べることなんて競技として以外はあまり意味がないことだとは思いますが、
強くなりたいと思うときはまぁ・・・「普通よりも強くなりたい」と思うからそれを目指すわけですよね。
その普通というのがどこのレベルかといえばこれもまた人によってその基準はさまざまでしょう。
が、ともかくも大事なことは「普通よりも〜〜」のところです。
たぶんすべてのことにいえます。どんなことも何かを目指せば
「普通」では飽き足らなくなる。好きなことだからこそ、人よりもうまくなりたいし、人よりも多くを知りたいし
自分が満足いくところまで達したい・・・そう思うのはたぶんわたしだけではないと思うんですがどうでしょう。
そこで大事なのが「普通よりも〜〜になりたい」とき、「普通」と同じ歩き方をしていたら、
「普通よりも〜〜」になれることはない・・・ということです。
当たり前といえば当たり前ですが、意外に気づかれていない要素だと思います。
そのために「努力」だろ?・・ということはみな知っています。
確かにそのとおりなんですが、大多数は「普通」のまま、努力します。
みな、人から変人に見られることを恐れます。
でも、個人的に思うのですが、
「普通よりも〜〜」というのは、つまり「普通じゃない」んです。
目指すは平々凡々普通の人じゃない。言ってみれば「変人」を目指すわけです。
もちろん普通の反対語が即変人というわけではないでしょうが、
とにかく、何かを目指すというのは「普通ではなくなる」ということを、認識すれば
吹っ切れるところが多いんじゃないかと思います。
自分が変人だと思ったとたん、できることは広がります。(笑)
公園で子供が見てる中で蹴りを蹴ろうが、ヨッチャギの格好でとまったまま歯磨きしようが、
寒空の本厚木駅を半そででジョギング(かっこよく言えばロードワーク(笑))しようが、
まったくもって無問題です。
まぁそこまでやれとはいいませんが、もしそれで笑う誰かがいても、たぶんそれは「普通」の誰かです。
とにかく「普通よりも〜〜」であれば、「普通ではなくなるんだ」と割り切ってしまって、
その概念から逸脱してもらうことも悪くないかなと、思うわけです。
そんな感じで今年度は変人になってもらって、テコンドーのレベルアップを目指してくれるのなら
やってもらいたいことは、もっとテコンドーの動作を身近に感じてほしいです。
道場来てる人に言ってますが、テコンドーの動きって日常には普通ないですよね。
かたあし立ちだったり、回ったり、飛んだり、足を上げたり・・・
日常にないことをいきなりやろうとするからうまくいかないわけで、
それがいつもやってることなら、そんなにむずかしいことでもなくなっていくわけです。
普段携帯電話を操作してる人は、結構難しい操作もそんなにむずかしくは思えないのと同じです。
というわけで
自分のやれる範囲でちろーーーっと、かたあし立ちになってみるとか、
階段ののぼりを1段飛ばしで飛んでみるとか・・
例えばこういうのを日常生活になんとなーーく入れてもらうことで、
もっともっと自分の「モノ」にしてもらえたらなと。
それを意識しないでしてるようになったころ、あなたは立派に変人かもしれませんが、
普通より優れたなにかをもつことも間違いないです。
もちろん目指してなにかをしてるとき以外は普通の人でいいし、
空気をよむのは非常に大切な要素です。
変人化は麻薬ですので(笑)、容量、用法を守りつつ、正しくお使いくださいね。
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